【基礎知識】仮想通貨(暗号資産)ビットコインについて簡単解説

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興味はあるけど、仮想通貨やビットコインってよく分からない。
どうやって購入するの?

わたしも数ヶ月前までまったく同じでした。
でも始めてみると理解できます!

仮想通貨という言葉、CMで目にするようになったりニュースなどで聞く機会も増えてきていませんか?

こういった方向けに、仮想通貨やビットコインとは何なのか?

仮想通貨を始める前に最低限、知っておきたい基本的な情報について分かりやすくまとめてみました!

今回のポイント
  • 仮想通貨やビットコインとはどんなものなのか
  • 仮想通貨のメリット・デメリット
  • 今から仮想通貨投資をはじめる理由
  • 仮想通貨の始め方
目次

【暗号資産 入門】仮想通貨・ビットコイン(BTC)とは?

仮想通貨とは?

まずはじめに、そもそも仮想通貨やビットコインとは何なのか、を解説します。

仮想通貨を始める前の基礎知識としてポイントをおさえておきましょう。

仮想通貨ってどんなもの?

仮想通貨(暗号資産)とは、「インターネットを通じて電子データのみでやりとりされる通貨」で、不特定多数のあいだで商品などの対価として使用できるものです。

法定通貨のように国家による強制力をもたず、主にインターネット上での取引などに使われています。

仮想通貨には、ビットコインやイーサリアムなどをはじめとして様々な種類が存在し、取引量は年々、増加傾向にあります。

発行数に上限がある仮想通貨が多く、流通量に対する需要と供給のバランスにより価格が変動します。

なお、2020年5月に施行された資金決済法・金融商品取引法の改正により、法令上の呼び方は仮想通貨から暗号資産になっています。ただ、以前の「仮想通貨」という呼び方が浸透していることもあって、場合によっては変わらず使われています。

仮想通貨の種類

引用元:GMOコイン

仮想通貨は現在5,000種類以上も存在し、現在もその数は増え続けているそうです。

知名度が高いものとして、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、NEMなど。

ビットコイン以外の仮想通貨はアルトコインと呼ばれ、ビットコインとは区別されます。

ビットコインについて簡単解説

ビットコインは仮想通貨の一種で、世界でもっとも多く取引されています。

仮想通貨のなかでも圧倒的な人気で、時価総額では市場全体の約40%をしめています。

仮想通貨の種類はたくさんあっても、ビットコインだけで市場の40%の価値があるんですね!

ビットコインと通貨の違い

ビットコイン法定通貨
実体なし(データのみ)あり
発行上限あり 2100万BTCが上限なし
管理者いない国・中央銀行
価値の変動需要と共有のバランスによる。
変動幅は大きい。
物価により変動する。
額面は一定で変わらない。
送金手数料0.01~0.1%程度の手数料あり。
価格変動の影響を受ける。
取引所によっては無料。
海外に送金する場合は数千円の手数料がかかる
金利なしあり
課税日本では利益に対し「雑所得」として課税される。所得や消費に対して課税される。

ビットコインの特徴のひとつは2,100万BTCの発行上限があること。
埋蔵量が限られる「金」と似た性質があるので、「デジタルゴールド」と呼ばれることもある✨

仮想通貨(暗号資産)を始めるメリットとデメリット

ビットコインを始めるメリットとは?

ビットコインはスピーディーな決済手段であることや、投資の対象として注目されています。

ビットコインのメリットをまとめてみるとこちら。

  1. 個人間でいつでも直接送金ができる
  2. 少額から投資スタートできる
  3. ボラリティが大きく利益を出しやすい
  4. 外貨両替なしで世界中で利用できる
  5. 安全性が高い

個人間で直接送金ができる

銀行など仲介機関がないので、手数料が無料あるいは格安。

また、自分の都合のいい時間に、24時間365日リアルタイムで取引ができる。

少額から投資スタートできる

投資が不安という場合にも、株やFXなどと違って少額から始めやすい。
慣れてきたら投資額を増やす選択肢もある。

大手企業も暗号資産市場に参入してきていて伸びしろがあるため、今後大きく成長する可能性がある。

ボラリティが大きく利益を出しやすい

ボラリティが大きいとは価格変動が大きいこと。
価格の変動率がどの期間でみても大きく利益につながりやすい。

外貨両替なしで世界中で利用できる

国や政府に管理されているわけではないので、海外で利用する際に両替の必要がない。
また、両替の手間や手数料も節約できる。

安全性が高い

仮想通貨は公開鍵暗号方式とブロックチェーン技術により、セキュリティ体制が磐石。

信頼できる運営元の取引所で口座を開設するのがおすすめ。

ビットコインのデメリット、リスクとは?

メリットも大事ですが、もっと知っておきたいのはデメリット。

トラブルやリスクを回避するためにもデメリットも確認しましょう。

ビットコインのデメリットはまとめるとこちら。

  1. 多額の投資をするにはリスクが高い
  2. ハッキングされるリスクがある
  3. 常に値動きを監視するのは難しい
  4. 利益にかかる税金が高い

多額の投資をするにはリスクが高い

国などの機関に価値を保証されているわけではないので、ビットコインが大暴落した場合でも価格の調整などはされません。
ボラリティ(価格の変動)が大きいのはメリットにもなる一方、価格変動が抑制されないのはデメリットにもなります。

初心者の場合は、余裕資産に合わせて少額から始めるのがベストです。

この機会に仮想通貨にいくら投資するのか、資産配分も考えてみましょう。

ハッキングされるリスクがある

多くの仮想通貨はその仕組み上ハッキングはほぼ不可能だが、ハッキングは仮想通貨自体ではなく取引所の脆弱性をついて、取引所に保管していた仮想通貨が盗まれるケースがあります。
仮想通貨の管理には細心の注意が必要です。

また、サーバーダウンやシステムトラブルのリスクを分散するため、複数の取引所で取引できるようにしておくのがおすすめ。
いつもの取引所で問題が起きても、別の場所で仮想通貨を売買できる環境をととのえてリスクの分散をしましょう。

常に値動きを監視するのは難しい

24時間取引できるということは、常に値動きし続けるということ。
ビットコインは成長市場なので、値動きをあまり確認できない人でも「中期から長期投資」を前提に投資することが重要です。

利益にかかる税金が高い

ビットコインで得た利益は「雑所得」として課税対象。
累進課税制度により利益が20万円以下なら非課税、4千万円以上の場合は45%の税率で課税されます。

ビットコインが使えるサービス

ビットコインは投資対象として利用する方も多いですが、決済ツールとしても普及しはじめています。

ビットコインでお買い物も近い将来、普通になるのかもしれませんね。

一部を紹介すると…
  • ビックカメラ
  • コジマ
  • ヤマダ電機
  • HIS
  • ソフマップ
  • 湘南美容クリニック
  • サマンサタバサ

また、ビットフライヤーではTポイントをビットコインに交換できたり、500円以上のビットコイン決済でTポイントを貯めることもできます。

普段、Tポイントを利用している人には魅力的ですね。

仮想通貨(暗号資産)ビットコインの始め方は?口座開設から購入まで。

仮想通貨の購入には、まず取引所で口座を開設するところから始めます。

購入までのおおまかな流れはこちら。

仮想通貨を購入するまでの流れ
  1. 仮想通貨「取引所」に口座を開設する
  2. 口座に入金する
  3. 仮想通貨を購入する

初心者がビットコインを買うなら、コインチェックがおすすめです。

詳しくはこちらで解説しています!

1. 仮想通貨「取引所」に口座を開設する

口座開設に必要なもの
  • パソコン、スマホ(スマホは電話番号認証や二段階認証に必須)
  • 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)
  • 銀行口座

必要書類などが準備できたら、取引所の公式サイトで口座開設に必要な情報を入力し手続きを行いましょう。

必要書類は取引所によって違うこともあるので、取引所のサイトで確認してください。

すべての書類がそろっていれば即日、口座開設できます。

2.「取引所」の口座に日本円を入金する

取引所の口座開設ができたら、次は日本円を入金して購入する資金を用意します。

入金方法は3つ
  • 銀行振込
  • クイック入金
  • コンビニ入金

それぞれ手数料や入金の速さなど違うので、確認してきめましょう。

ちなみに「住信SBIネット銀行」を指定口座にしている取引所が多いため、いろんな面から住信SBIネット銀行の口座は持っておくと便利です。

3.仮想通貨を実際に購入する

日本円の入金まで終われば、ついに仮想通貨が購入できます。

多くの販売所では「販売所」と「取引所」でコインの売買ができます。

仮想通貨の購入場所
  • 販売所・・・簡単に取引可能。初心者の方にはおすすめ。
  • 取引所・・・手数料が割安。経験者向け。

販売所の場合

「販売所」はユーザーと仮想通貨取引所が、仮想通貨の売買取引をする形式です。

ユーザーは業者が保有している仮想通貨を購入します。

業者が提示する価格で購入するので、とても早くて手軽に購入できますが、取引所より割高になることが多いのがデメリットです。

売買手数料は無料の場合でも、スプレッドという買値と売値の差額がかかるので、チャート画面での価格と購入画面の価格の差を確認して購入しましょう。

購入できる仮想通貨の種類も多く、スマホから簡単に取引できるので、早く購入したい方や初心者の方にはおすすめです。

取引所の場合

「取引所」は、ユーザー間で売買取引をする場です。

仮想通貨を持っている人から購入したり、購入希望者に売ったりできます。

購入したい価格を指定して個人同士で取引を行うので、自由度の高い取引が可能ですが、取引が成立しない場合もあります。

販売所の手数料より安いことが多いので、経験者の方や手数料をおさえたい方には取引所がおすすめです。

まとめ

仮想通貨市場が拡大するにつれて、関連するニュースなどにふれる機会も増えてきているはず。

新たな投資先のひとつとしては、実体経済の影響を受けにくい点が注目されていること。

また、仮想通貨決済が普及してきていることなど、仮想通貨の可能性はどんどん広がってきています。

仮想通貨は少額からでもはじめられます。

ぜひこの機会にはじめてみましょう✨

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